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空調の販売&メンテナンスで安定業績の東テクの投資分析

吹き出し一言

ビルや商業施設で必ず必要になる空調設備。空調機器ではダイキンが圧倒的なシェアを持っていますが、この機器を販売、設置、保守メンテナンスを行うダイキンの国内NO,1代理店が今回紹介する東テクです。

目次

知っておきたい!東テクの基本情報

東テクは1955年の創業以来、空調機の専門会社として着実に成長してきました。特に、空調業界のリーディングカンパニーであるダイキンの国内トップシェア代理店として、その販売、工事、保守、メンテナンスまで一貫して手掛けているのが大きな特徴です。そして何と言っても魅力的なのが、12期連続の増配という、株主への手厚い還元姿勢です。

安定成長を続ける業績

東テクのビジネスはビルや商業施設の建設の際の空調機器の販売、施工、保守メンテナンス、リニューアルなどです。業務用空調機器のダイキンのNo,1代理店であり優先的にダイキンの商品を販売することができるため他の代理店と価格競争になることがなく、空調関連の依頼をワンストップで受けることができるのが新規受注時の強みです。

また、空調だけでなく、ビル全体を管理する計装にも強く資格保有者を自社に多く抱えています。

一度プロジェクトに関わると、空調機器の保守、メンテナンスがあり、さらに10年ほど経つと機器のリニューアルも提案できます。この部分の利益率が高く、案件が溜まっていくためストック型収益として同社の業績を安定させています。

東テクの配当推移

12期連続増配記録を更新しており、配当性向も30%台とまだまだ配当余力が残っています。

東テクの成長戦略

ここ数年、日本国内では自分たちのエリア外の代理店を買収することで業績を増やしています。九州、北海道で展開する代理店を買収しています。

また、海外進出にも動いておりベトナム、シンガポールなど東南アジアへ進出しています。東南アジアの空調普及率はまだ日本ほど高くなく大きな成長が見込まれます。

日本ほど大きな案件を抱えているわけではありませんが、小さい案件からこなし実績を積んでいきたいと経営者も発言していました。

東テクの株価データ

過去5年間では300%を超える株価上昇を見せ、PERは11倍と適正レベルです。

まとめ

東テクは、12期連続増配に象徴される安定感と、海外展開・M&Aなどの成長戦略を兼ね備えた企業です。特にストックビジネスモデル高い技術力に支えられた収益構造は、長期投資に適していると言えるでしょう。

ただし、外部環境やパートナー企業との関係に注意を払う必要もあります。ぜひ、今回の分析を投資判断の参考にしてみてください。

Youtubeでも紹介しています。

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